2009年 01月 22日
カリブ海の旅 追記 |
今回のカンクンへの旅行、実は17年振りの再訪でした。17年前は、例のごとく家内とふたりでバックパックを背負っての貧乏旅行。1泊、$10以下の安宿に泊まり、ノミに食われた身体を掻きながら屋台のタコスを主食にしてまわったユカタン半島。目まぐるしいほど連日移動の連続だったので、朝起きて天井を見ながら「あれ、ここはどこだっけ?」と、まだ働いていない頭で考えるのが日課でした。
17年前のカンクンは観光客も少なく、宿もダウンタウンが中心でした。世界遺産のチチェンイッツァ遺跡ド見物に行く時は、高速バスの本数が少ないためニワトリや子ブタと一緒にローカルバスに乗ったことが懐かしく思い出されます。
しかし、17年振りの再訪で見たものは目からうろこの大変貌。林立する世界の高級ホテル群、高級ブランドばかりを集めたショッピングモール、そして人、人、人。何よりも驚いたのはハワイ並みの物価高騰。カンクンは世界的な高級リゾートにバブリーに進化していたのです。ここでは、世界不況の風はまだぜんぜん吹いておらず、相変わらず世界的超人気観光地首位の座に君臨し続けているのでした。そんな変貌振りに、若干の居心地悪さを感じつつも(笑)、昔と少しも変わない海の蒼さと砂の白さ、そして心地よいカリブの潮風は寒さで凝固した細胞の隅々まで吹きわたり、あっという間に身体が弛緩していくのがわかりました。やはり、カリブ海は素晴らしい!世界的高級リゾートに進化したのも頷けます。
そんなカンクンで今回お世話になったのがカンクン在住9年、ルートツアーの小林さん。彼はユカタン半島を知り尽くしたガイドであり、潜行本数3800本を越すプロダイバーでもあります。彼は数多いダイビング経験から常に変化する海底の環境を把握してクライアントを案内するということを学び、それを陸上でのガイドに活かしています。実際、彼にチチェンイッツァ遺跡とシカレを案内していただきましたが、とにかく混み合っている両観光地を無駄なく効率よく案内していただきました。それに、彼のチチェンイッツァ遺跡の知識の豊富さには驚かされました。よく勉強しています。同じガイドの端くれとして、リーズナブルな料金、ツアーの質の高さには拍手を送りたいと思います。みなさまもカンクンにお越しの際は是非、小林さんにガイドをお願いしてみてください。おすすめです。
この場を借りて、改めて小林さんにお礼を言いたいと思います。
ありがとうございました!
またいつの日にか、お会い出来るのを楽しみにしています。
by shantiom
| 2009-01-22 02:42
| 遊ぶ
|
Comments(2)
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by
アキ
at 2009-01-22 23:27
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お久しぶりです♪
暖かなそうな写真。。羨ましいですw
最近、南米のそれこそ、マヤとチチェンイッアの出てくる物語を読んだばかりなんです。
なにか感じたことはありましたか?
暖かなそうな写真。。羨ましいですw
最近、南米のそれこそ、マヤとチチェンイッアの出てくる物語を読んだばかりなんです。
なにか感じたことはありましたか?
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by
shantiom at 2009-01-23 08:07
アキさん
こんにちは。お久しぶりですね~!
本年もよろしくお願いします。
>なにか感じたことはありましたか?
感じたことといえば、マヤ人の頭の良さには感心しましたよ。ゼロの概念を発見したり、高等数学と高度な天文学によってマヤカレンダーを作り上げたり、マヤ人は高度な文明を持っていたんですね。そううそう、マヤカレンダーといえば、2012年12月21日には何が起きるのでしょうね?
こんにちは。お久しぶりですね~!
本年もよろしくお願いします。
>なにか感じたことはありましたか?
感じたことといえば、マヤ人の頭の良さには感心しましたよ。ゼロの概念を発見したり、高等数学と高度な天文学によってマヤカレンダーを作り上げたり、マヤ人は高度な文明を持っていたんですね。そううそう、マヤカレンダーといえば、2012年12月21日には何が起きるのでしょうね?