2007年 11月 02日
ハロウィーン '07 |
昨日は、ハロウィーン。
もちろん、我が家の子供たちも仮装して町に繰り出していきました。
そもそもハロウィーンは、カトリックの諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる、英語圏の伝統行事です。諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになりました。ちなみに万聖節(All Saints' Day)は、キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日です。
もともとは、2000年以上前のケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたものとされています。ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたのです。現在のような習慣が出来上がったのは意外に新しく、ここ40年ほどらしいです。バレンタインのチョコと同じですね。
現在、万聖節はローマ=カトリック教会ではまだ祝われていますが、北米では、ハロウィーンはすべての宗教的意味を失い、子供たちの楽しいお祭りとなっています。
この日、子供たちは魔女やゴースト、またはお話や漫画のお気に入りのキャラクターに扮装します。そして子供達は「トリック・オア・トリート( お菓子をくれないと、いたずらするぞ!)」と唱えながら近くの家を1軒ずつ訪ねてまわるのです。家々では、大きな焚き火をしてハロウィーンを祝います。それはまるで、日本のお盆の迎え火、送り火にも似ているような気がします。
もちろん、ハロウィーンといえばカボチャ。この頃はちょうどカボチャの収穫の時期で、種を抜き取ったかぼちゃを三角形の目、鼻、歯のある大きな口、怖いおばけの顔形にくり抜きます。そして内側にキャンドルを置くと、Jack-O'-Lantern(カボチャ提灯)のできあがりです。
町のホールでは、ハロウィーンパーティが盛り上がっていました。
見てください、この大量のオーブ(エネルギー体)。すごい数ですね~。シャボン玉じゃないですよ(笑)。私も、デジカメに切り替えてからちょくちょくオーブの撮影をすることができましたが、これだけ大量のオーブは初めてです。よっぽどこの場のエネルギーが良かったのでしょうね。
Aki
by shantiom
| 2007-11-02 08:18
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