生フラックスシード |
だいぶ秋も深まって来ましたソルトスプリング島ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、健康に関心のある方ならご存知のフラックスシードオイル。
及び、、フラックスシードについて書いてみたいと思います。
さて、まずはおなじみのフラックスシードオイル(亜麻仁油)ですが、主成分はアルファリノレン酸という必須脂肪酸です。もちろん、フラックスシードオイルにはリノール酸やオレイン酸も含まれますが、この2つの脂肪酸は他の食品からも十分に摂取が可能です。フラックスシードオイルがサプリメントとして使われる程素晴らしい理由は、一般的な食品からの大量摂取が難しいアルファリノレン酸を多く含むためなのです。
フラックスシードに含まれるオメガ3の必須脂肪酸(α リノレン酸)は、よく知られた効能として心臓病や脳卒中を予防する働きがあるのですが、オイル全体の効能としては以下のようなものがあります。
★心臓病及び脳卒中の予防(改善細胞膜を柔らかくし、血液をサラサラに)
★免疫力を高めるBカロテンが豊富(アレルギー、アトピーの緩和)
★血中中性脂肪を低下させ、有害物質を排泄する(デトックス効果)
★高血圧の予防と改善
★老化を防ぐビタミンEが豊富
★ガンのリスクを低下させる
★悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす
★便秘の予防と改善
★更年期特有のほてりを緩和
★痛んだ細胞を修復し、乾燥肌のかさかさ改善
もう、ほんと、「素晴らしい!」 のひとことですね。
これだけの効能があるならば、食べなきゃ、いや、飲まなきゃ損ですよ。もちろん、我が家の料理にフラックスシードオイルは欠かせません。いつも大量に使っています。というか、飲んでますと言った方が正しいでしょうか。ここだけの話ですが、デトックス効果が強いためか、極稀にですが毒素を体内に溜め込んでいる方(おっと失礼!)がフラックスシードオイルを多用した料理を食べて突然デトックが始まってしまうことがあります。
さて、本題に入ります。
フラックスシードはミラクルフードと呼ばれるほどで、上記のフラックスシードオイルの効能はもちろんのこと、抗がん、抗腫瘍活性、抗ウイルス、抗ストレス作用の強い食物繊維様物質のリグナンを多く含んでいるため、欧米ではNo.1の抗がん作用と高く評価されています。ちなみに、リグナンはα-リノレン酸との相乗効果でガンのリスクを低下させる作用があるようです。
ローフーディストの間では当たり前のように利用されているフラックスシードですが、一般にはなかなか馴染みが無いですね。では、フラックスシードの食べ方をいくつかあげてみましょう。
●粉にしてサラダやご飯にかける
●ご飯を炊くときに一緒に炊き込む
●野菜炒めの仕上げに片栗粉の代わりに使う。
●クッキーやケーキなど卵の代わりに
●料理のつなぎに(ベジバーグなど粘りが必要な時に)
※大さじ1のフラックスシードに大さじ3の水を入れたものが約卵1個分に相当します
※粉末にして使うときは、脂肪の酸化を防ぐために使用直前にコーヒミルやフープロなどで粉にしてください。
※一日の摂取量は大さじ1~2杯が適量です。
フラックスシードは水に漬けておくと粘りが出るという性質があるため、つなぎとして利用すればベジタリアン料理の可能性が広がります。ただし、フラックスシードに含まれるアルファリノレン酸(オメガ3)は熱に弱いため、できれば加熱せず生で食べるのがいいでしょう。
我が家でよくやるフラックスシード料理はこれとこれです。43℃以下の低温で加工するので、酵素も元気に生きてるし、アルファリノレン酸も破壊せずに摂ることができます。特にフラックスシードブレットは病みつきになる美味しさで、我が家の常備食となっています。ほんと美味しいですよ。
種子の殻に含まれる繊維質リグナンは摂取されると、体内の腸内細菌によりエンテロジオールやエンテロラクトンなどのマンマリアンリグナンへと変換されることがわかっています。マンマリアンリグナンは、女性ホルモンのエストラジオールと構造が類似していることから、女性ホルモン様作用があるとされており、乳がんや前立腺ガンなどのホルモン依存性のガンを抑制するとされています。
欧米でローフード、ナチュラルハイジーンを実践する方々は、基本的に生のフラックスシードを勧めていますが、日本では厚生労働省の規制により現在では生のフラックスシードは輸入禁止になっています。それは、生フラックスシードには微量のシアン化合物(青酸グリコシド)が含まれるという理由のためです。
なんと!!!
シアン化合物は、ブロッコリーなどの野菜や木の実、種子類、豆類、穀物などにも自らを守るために微量含まれている物質なのですが、なぜ、フラックスシードだけだめなのでしょうか?
北米ではぜんぜん問題なく流通販売されているのに。
怪しいですね~(笑)。
まぁ、確かにこれだけ素晴らしい効能があるのだから、みんなが気付いて食べ始めたらみんな健康になっちゃうし、そしたら製薬会社も医者も儲からなくなってしまって、むにゃむにゃむにゃむにゃ・・・・・
いろいろとありますね。
でも、個人輸入で生フラックスシードを輸入することは合法らしいので、みなさん、どんどん個人輸入して食べてくださいね。
【大特価:100g単位量り売り】フラックスシード(亜麻あま) バルクハーブ・シード Flax 価格:702円 感想:0件 |
有機JAS認定品オーガニック オメガフラックスシードオイル(亜麻仁油) 190gオメガ3高含有の無精製フラックスオイル 価格:1,771円 感想:13件 |
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ところで、slackline はやってますか?
あ~、Slacklineは結局 Classicを買いました!かなりチャレンジなスポーツですよね。上に立つだけでやっとなんですけど、あんなところでいろんな技をするなんて凄すぎる!もしかして、もうちょっときつく締めたほうがいいのでしょうかね?アキさんはあの上で跳んだりしてます?
>もうちょっときつく締めたほうがいいのでしょうかね?
私はかなりきつく張っています。その方が楽ですよ。
>アキさんはあの上で跳んだりしてます?
いやいや、まだまだですよ。ひと夏やって、なんとか端から端まで歩けるようになりました。ジャンプや360はいつの日のことや(笑)。
あはは、もちろん覚えていますよw。
首の痛みがPCの電磁波で増幅ですか!? うわ~っ。
私は鈍感なのでPCの電磁波は分からないのですが、できるだけ家の中では無線LANは飛ばなさいようにしています。
幸いにも我が家は携帯の電波の届かないところにあるので。
そうそう、フラックスシードオイルはすごいですよ。
確かに少々お高いですが、その価値はあります。
是非ともお続けください。
最近首イボができてしまい、免疫力を高めるためにフラックスシードオイルを摂るとよいとの情報をゲットし、食べ方を検索していたところ、こちらのページにたどり着きました。効能や食べ方についてとても分かりやすく解説していただいていて、大変役立ちました。早速、フラックスシードオイル買いに行ってきます。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。私の情報がお役に立てたみたいで嬉しいです。bethaマスターさんのブログもかなり興味深いので、拝見させていただきます。
りなと申します。
フラックスシードの食べ方について調べていたら、このブログにめぐり合いました。亜麻についての情報は、とても少なく、まだまだ日本では認知されていないようなので、とても参考になりました。
さて、わたし自身は、酵素の大切さや健康的な食生活、ローフードやナチュラルハイジーンなどを調べつつ、ダイエットを実践しているところです。
亜麻仁油がとても身体にいいと聞いて、仕入れて飲んでみたり、フラックスシードを購入したりして試していますが、いまいち食べ方が分からないでいます。
ゴマすり器でゴマの代わりに使いたいのですが、いったんフライパンで炒めたほうがいいのでしょうか? 粉タイプのものでないものを購入したのですが……。
お時間がありましたら、ご回答いただけると助かります。
ゴマすり器で粉になるんですね。なるほど~。もしかして電動のやつですか?
それで、フライパンで炒めた方がいいのかどうかというご質問ですが、お好みでどうぞというのが答えでしょうか。もちろん、フラックスシードに含まれるオメガ3の必須脂肪酸は加熱に弱いので生食の方がオススメですが、加熱して香ばしくなったのも美味しいですよね。それに、もしかしたら加熱した方が粉にしやすいのかな?我が家でもたまにパンに混ぜ込んで焼いたりしていますよ。フラックスシードブレッド美味しいですよ~。
フラックスシードライフ楽しんでいきましょう!
ご回答ありがとうございます。
電動ではなくて、手でゴリゴリ回すタイプです。上が赤、下が透明のよく見かけるものです。100円ショップでも売っていました。
生のナッツがとても身体にいい! なんてことも聞きますし、おっしゃるようにオメガ3は加熱に弱いので、ホントの調理法ってどうなんだろうって思っていました。
ここは、こだわらずにやってみることにしますね。
フラックスシードブレッドは、名前を聞くと作りたくなってきました(笑)。時間が取れたら、パン作りに戻ってみたいものです。
それでは早々とお答えいただき、ありがとうございました。
うちはナッツは生で食べていますよ。特にアーモンドはアミグダリンを含んでいるので身体にいいですよ。ピーナッツも水に浸けて発芽させてから食べています。
ではでは。